夏休みは成長の時

子どもたちが夏休みに入って2週間になります。猛暑の中、プールに通う元気な声が聞こえてきます。

子どもたちにとって夏の長期休暇は、さまざまな体験や経験、出会いの絶好の機会です。8月最初の土曜日である3日には、財田上小学校の前を流れる財田川で、三豊市青少年健全育成市民会議の財田町民会議が中心になって、「財田川で魚と遊んでみませんか」の催しがありました。市内全域の小学校から20人程の参加者で、網やバケツを手にして川に入り、魚やヤゴ、オタマジャクシなどの水中の生き物を採取したり、自然観察をしていました。子どもたちが無心にただ黙々と川底を覗き込み、生き物を追いかける熱中した姿を見て、「やらせてみる」ことの大切さを感じました。

催しの終わりに、曽根康夫さん(香川県の職員さん)から、子どもたちが採取した水中生物の解説があり、子どもだけでなく保護者の皆さんも目を丸くしてお話に聞き入っていました。

今年の夏初めての試みは、子どもたちの好奇心に、火をつけるきっかけとなったのではないかと感じています。お世話してくださった財田町民会議の山下会長さんはじめ会員の皆さんの、「夏休みに子どもたちによい体験をしてほしい」という思いを、このような形で実現したことと、目の付け所に感服しています。これからも、『夏休みは成長の時』ととらえ、三豊市内の足元に潜む自然資源を生かした体験活動を企画提案していきましょう。

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