「ゆめタウン三豊」が、香川県西讃地域最大の24000㎡の店舗面積で、いよいよ11月11日(火)にオープンします。
平成18年秋ごろから、「旧松下寿電子工業跡地」への大型商業施設誘致計画が動き出しました。
平成19年1月、5社からのプロポーザル方式による応募があり、慎重な検討の結果(株)イズミが運営する、「ゆめタウン」に決定したのでした。(この検討経過及び結果は、平成19年2月9日付けのこの場で報告しています)
平成19年8月から始まった解体工事から1年2ヶ月が経ち、「ゆめタウン三豊」周辺地域は目まぐるしく変貌してきました。
訪れる活気とは裏腹に、日常生活を送る周辺地域住民の環境の変化や交通事情の激変は避けることができません。
しかし、現時点で考えられる限りの対応と対策は可能です。
「ゆめタウン三豊」オープン直後の、来場者予測や交通渋滞解消対策はどのようになっているのかや、短期間に集中するであろう混乱に対して、どのような計画によって対応しようとしているのかを、お伝えします。
混雑が予想されるオープンから2週間の来場者数を、334,000人程としています。
1日あたりの来場者数は、11月11日の初日で45,000人を最大として、次いで15と16日の最初の土日を31,000人と41,000人程度と見込み、平日は14,000人~27,000人くらいを想定しています。
車両での来場者に対しては、店舗駐車場を1,850台整備し、臨時駐車場〔財田川河川敷、JA本山支店、豊中庁舎(土日)、他数ヶ所〕として1,000台分を用意し、シャトルバスで送迎します。
公共交通機関を利用の来場者には、観音寺駅からのシャトルバスを運行し、三豊市コミュニティバスの充分な活用を促します。
交通渋滞及び駐車場整理対策として、110名の警備員を動員します。
店舗屋上に置く司令塔から駐車場内だけではなく、周辺の主要交差点7ヵ所に情報広報要員を配置し、混雑状態を来場予定者に適時伝えることによって、異常な渋滞を事前に回避しようとしています。
配置場所は、豊中インター・豊中町桑山・観音寺市植田町・山本町樋盥橋・高瀬町本村・高瀬町下勝間・高瀬町新名の各交差点付近です。
店舗建築工事は10月末日をもって完了しています。
周辺道路工事も大方落ち着いてきました。
香川県西讃地域の商業中核施設として、地域活性化の期待とともに、地域商業者や住民に及ぼす計り知れない影響の不安を抱えながら、オープンを待つばかりです。