三豊市となって18年度始めての豊中町自治会長会が、25日豊中町公民館大ホールで開かれました。
詫間町を始めてとして、旧7町ごとに順番に開かれています。
最初に、自治会長の委嘱状が交付され、ひきつずいて開会にあたり、横山市長からまち創りに対する協力のお願いと市長選挙の御礼、市政に取り組む意気込みの挨拶がありました。
香川議長の挨拶の後、清水助役並びに、豊中選挙区選出の議員5人と、市の本庁の部長・次長、そして永康病院長・西香川病院長・社協事務局長及び、豊中支所長・課長の紹介がありました。
協議として先ず、市長より18年度の三豊市市政方針と主要事業についての説明がありました。
市政運営の基本理念として
(1)行財政改革
行政改革推進室を新設して、平成18年度1年間をかけて、中期財政計画と行財政改革案を作成し、簡素で効率的な行政体制の構築のための指針を取りまとめる。早速に、行財政改革案の審議委員会を設立する。
(2)経済基盤の強化
豊かな自然を資源とし、自然の持つ娯楽性、教育性、文化性などを活かすことによって、三豊市型の新産業基盤ずくりに自分自身が先頭に立って行動する。自治体の自主財源の強化は、産業を育て、産業構造を強化する以外に方法はない。
(3)支え合い助け合うまちずくり
自分たちの住む地域を自分たちの手でよくしよう、の考え方を浸透してほしい。そのために、直接市民の声を聴く機会を大切にし「移動型市政」を4月7日高瀬町から始めている。
子育て支援の環境整備のために、幼稚園や保育園の保護者の対話集会を4月26日から山本町の河内幼稚園から始めている。5月は仁尾町の予定。
市の各種委員会において、2割以上の女性委員となるよう調整している。すでに選挙管理委員・教育委員・固定資産評価委員は任命済み。
(4)安全で安心なまちずくり
危機管理は行政の大きな緊急の課題だ。合併特例債をつかい、防災行政無線システムの整備に取りかかる。さらに、自治会を中心に自主防災組織の編成、強化に取り組む。
主要事業の主なものは
乳幼児医療費窓口無料化を18年度中に実施。
「ごみはすべて資源」である。分別を徹底してリサイクルへ。ごみ処理費に現在4億5千万円の予算を費やしている。「ごみ0作戦推進室」を新設し、1億円の削減を目指す。
コミュニティバスは、多くの方から要望が来ている。費用対効果を見極めながら進めてゆきたい。観音寺市との乗り継ぎの交渉を検討課題とし、三豊市としての方向ずけを行う。
第3セクターを5つも持っている自治体はあまり例がない。出来るだけ早く指定管理者制度も含め健全な施設管理ができるよう調整する。
国際化や情報化に対応した教育に取り組む。7町の中学生を対象としてアメリカ・オーストラリア・中国・韓国への短期留学の支援を行う。
7町の融和を目指し、各種スポーツの市長杯を実施。それぞれの団体の自主運営とし、トロフィーと盾を市より贈る。
などの説明があった。
周知依頼事項として、「交通安全施設・防犯灯設置の申請」「自主防災組織の説明と再編強化補助金申請」「農道・市道・生活道・生活排水路等の補助事業」「市税などの納付期限」「集団検診・人間ドック」があった。
18年度の自治会長の皆さんご苦労様です。三豊市最初の年度の自治会長も何かの縁です。ともに三豊市をつくってゆきましょう。お気ずきのことがあれば何でもお知らせください。市政に反映して行くよう活動してまいります。
自治会の皆さんのためにもどうぞよろしくお願いいたします。