三豊市豊中町本山地区にあった旧松下寿電子工業跡地に、「ゆめタウン三豊」が本年11月5日(?)に開店します。
当初計画では、9月を目指すと聞いていましたが、諸要件調整の関係で1ヶ月半ほど遅れるようです。
かねてより、(株)イズミの山西社長自ら「市民の皆さんに受け入れられなければ出店の意味がない。地域とともに“まちづくり”に関わる企業でない限り成功するはずがない。」と断言されておられました。(2007/2/27付けに関連書き込みがあります)
大店立地法に基づく地元説明会が4月25日と26日の二日間、豊中町農村環境改善センターで開かれます。
地域住民の意見を十分に集約し、対応していただけることを信じています。
「ゆめタウン三豊」と隣り合わせになる三豊市立豊中中学校や近隣の幼・保・小学校の周辺環境は、激変することは避けられません。
だからといって、なるがままでは「ゆめタウン三豊」が出店する意味がありません。
豊中中学校からいくつかの大切な要望を聞いています。
●安全の観点(交通・不審者対処)
【ゆめタウン】
・敷地内への出入り口付近に反射ミラー・防犯カメラを設置し、交通警備員を配置
【周辺】
・地域周辺に多くの「街灯」を設置
・不審者被害をなくすためにも、道路幅を拡張し見通しよくする(塀などの壁は、落書き防止からプール以外は不要)
・地域周辺にある信号機をカメラ付き信号機にし、電柱に「緊急通報装置」を設置
・運動場南側と新道との間に高いネットを設置(野球部などのボールで車への物損加害が考えられる)
・新池と司宝池の間と運動場横の池の道を、歩道・自転車専用道路とし、自動車は地元車の許可制の検討
●防犯の観点
【学校】
・「防犯用ビデオカメラ」を校門に、「監視モニター」を職員室と事務室に設置
・プールの周りに目隠し用のフェンス
【ゆめタウン】
・プールがのぞき込めないような店舗設計と営業対応
・ゲームコーナーや書店など学生が立ち寄りそうな店舗には防犯カメラ
【校外】
・地域補導員の常駐所を設置
などです。
三豊市行政として、企業に求めることと行政自らが担わなくてはならないこと、さらに、互いが協調しながら解決しなければならないことを、しっかりと協議する場を一日も早く持たねばなりません。
今後、三豊市建設経済部商工観光課が「ゆめタウン」との協議窓口となり、地元説明会終了の後、本格的に営業詳細や生活及び教育環境に関する協議が始まるようです。