暑くもなく寒くもなく、一年の中で最高の季節となりました。
桜の花や様々な花々が、入学や入社、人事異動などの節目の時に相応しい期待や希望をいっそうふくらませています。
「菜の花プロジェクトINみとよ」で昨年秋に六ツ松地区に種まきした菜の花も、今を盛りと咲き誇り黄色の絨毯を一面に敷き詰めた爽快な風景となっています。
4月5日(土)は、菜の花栽培地の草刈りと、「菜の花プロジェクト」事業の説明板設置作業や“お花見”で、みんな汗を流して弁当に舌鼓を打っていました。(私は都合で花見もそこそこに退散しました。)
一時はどうなるのだろうかと心配していた菜の花も、驚くように満開となってまだまだ未熟ながらも種のさやが一杯育っています。
6月頃にはコンバインによる刈り取りを行い、搾油の後に菜種油となります。
三豊市内の学校給食センターで天ぷら油として利用し、その食廃油を精製してバイオジーゼル燃料としてコミュニティバスやごみ回収車の燃料とする予定です。
三豊市では平成20年度下半期(10月)から、18品目のごみ分別を市民の皆さんの協力の下に実施するべく動いています。
その中には食廃油も項目の一つにあり、いよいよ本格的に三豊市も市民上げての循環型共生社会に入ってゆくことを期待したいと思います。
食料の安全と自給率アップが大きな課題と言われていますが、耕作放棄農地の有効活用の問題と合わせ、食料作物と資源作物の関係にも議論が展開することを期待したいと思っています。
ともあれ、花の満開は桜だけではなく、菜の花や様々な花が咲き誇る『彩園都市』になることが三豊市の戦略になればよいと思っています。