比地大小学校 卒業式

17日の豊中幼稚園修了式の翌日の18日は、三豊市立比地大小学校の卒業式でした。
卒業生は男10名と女6名の16名の少人数ですが、一人一人が自分らしくあり、学校と地域の信頼感の中で確かに成長してきたことを感じました。
16名の卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
この良き日を心からお祝いいたします。
6年前の春、満開の桜の咲く中、ご家族に手を引かれて校門をくぐったときのことを憶えていますか。
きっとランドセルが歩いているような光景だったのかも知れませんね。
あの日から6年間、勉強に運動にと頑張ってきました。
そして、6年生では「命の体験学習」で“生命としての命”や“生き方としての命”を学び、体だけではなく心もこんなに大きく成長しました。
これからはこの比地大小学校で学んでことを基礎にして、後輩たちの模範になれるような立派な中学生になって下さい。
期待しています。
保護者の皆さん、お子さまのご卒業おめでとうございます。
立派に成長したお子さまを見るとき、言葉に表せない感激で一杯だと思います。
私も先日、息子が中学校を卒業しましたので同じ様なお気持ちなのだろうと感じています。
今、義務教育はゆとり教育から学力強化へと変わろうとしていますが、人を育てることの本質は決して変わるはずはないと思っています。
今までのお子さまの目標の旗は、保護者の皆さんが少し風を送ることで、はためいたかも知れません。
しかし、これからの目標(夢・大志)の旗は、自ら掲げたその旗をしっかり握りしめ、自らの足で一歩踏み出し走り始めなければはためくようなものではありません。
お子さまの成長には家庭の教育環境が重要です。
是非とも、子どもたちが旗を掲げ走り出せる家庭環境を作っていただきたいと思います。
最後になりましたが、子どもたちをこのように立派に導いてくださった校長先生や諸先生方のご努力と、地域との活動にご協力いただいた地域の皆さまに感謝するとともに、皆様方のご健康ご多幸、卒業生16名の明るい未来が拓かれますことを祈念し、お祝いの言葉といたします。
去年の卒業式は、桑山小学校へ伺いました。
肝心なところは去年とほとんど同じです。
せっかくの機会なので、何かメッセージが伝わればと思い臨んでいます。