豊中幼稚園 修了式

三豊市立の保育所や幼稚園、小学校、中学校の修了式や卒業式が続いています。
3月14日(金)は、息子の豊中中学校の卒業式でした。
卒業文集に綴られた文字の一つ一つに、思春期の若者の葛藤が感じられ思わず胸が熱くなりました。
3月17日(月)は、三豊市立幼稚園の中で300名を越える園児を抱える、最大規模の豊中幼稚園の修了式でした。
今年の修了児は106名でどの子も元気いっぱいで、立派に成長しています。
106名の修了児の皆さん、ご卒園おめでとうございます。
今日は朝から少し寒かったのですが、皆さんが年中さんと年少さんと一緒に大きな声で歌ってくれた園歌のおかげで、体も心も温かくなりました。
皆さんはこの豊中幼稚園で友達や先生方と一緒に元気に過ごしてきました。
その頑張りでこんなに大きく利口になりました。
小学生になっても『早ね・早起き・朝ご飯』で『バナナのようなでっかいウンチ』をすませて、同級生のお友達や近所のお兄さんお姉さんと一緒に、自分の足で歩いて毎日小学校へ通ってください。
お約束できますか?
(「ハイ!」と元気な返事)
保護者の皆さま、お子さまのご卒園おめでとうございます。
言葉では言い表せない喜びであろうと思います。
今、教育の現場では様々なことが言われていますが、人を育てることの基本は決して変わるはずはないと私は思っています。
子どもの成長には『聞く・話す・読む・書く・計算する・想像する』という過程があると言われています。
保護者の皆さまには、お仕事を持ち日々忙しくお子さまとの時間が十分に取れない方も多いと思いますが、限られた時間の中にもお子さまの話を聞く時間を持ってあげていただきたいと思うのです。
学校であったこと、友達とのこと、色んなことを話したいし聞いて欲しいのです。
保護者の皆さんが話を聞くことによって、子どもたちは “人の話を「聞く」こと” の大切さを知ると思うのです。
私の息子も先日中学校を卒業したのですが、文集には日常の生活態度からは伺い知れない心の葛藤が綴られていました。
それを読んだとき目頭が熱くなるのを覚えました。(親として我が子のことを何も知らなかったことの衝撃と、間違いなく成長していることの感激が入り交じった感覚です。)
最後になりましたが、子どもたちをこんなに立派に育んでいただいた園長先生始め諸先生方のご努力と、地域の皆様方のご協力に感謝するとともに、修了児106名の健やかなる成長をお祈りし、お祝いの言葉といたします。
おめでとうございました。
人生の節目に贈る言葉は何回やっても難しいものですね。
それが幼稚園児であろうが中学生であろうが軽重に差があろうはずがないのは勿論です。