伝承遊びで幼稚園訪問

三豊市立豊中幼稚園の園児の皆さんは、明るく元気でとってもすばらしい子どもたちでした。
1月16日(水)の午前中、桑山公民館の有志の皆さんと一緒に、“独楽回し” “竹とんぼ” “縄づくり” “お手玉” “ブンブンごま”の昔懐かしい伝承遊びを、年長組の園児とともに楽しんできました。
慣れない遊びに最初はとまどっていたようですが、流石に今春3月卒園し4月には小学校へ入学を控えた子どもたちは、先生のお話をよく聞くことができ、私たちの指導の言葉にも素直に従い、見る見る上手になってゆきました。
豊中幼稚園は、旧豊中町時代に5か所あった公立幼稚園が一つに統合され、300名を越す大幼稚園となり5年ほどとなります。
統合当初は、これまでの家庭的で目の行き届いた教育・保育環境が失われるのではないかと、不安の声が多くありましたが、初代の田中先生、現在の関先生の両園長先生を始め、多くの先生方の前向きで積極的な取り組みで、大規模幼稚園の経営モデルを確立しつつあるようです。
この間には、保護者や地域の皆さんの協力はもちろんのこと、毎日バスで送迎してくれる運転手のおじさんたちとの交流は、子どもたちの心の成長に大きな影響を及ぼしていることは容易に想像できます。
伝承遊びという、地域社会に脈々と受け継がれてきた素材に触れることによって、子どもたちが多様な人々との関わりで成長してくれることを期待し、これからも見守ってゆきたいと思っています。
今日は、私たち大人に元気をくれて本当にありがとう。
小学生になったら、もっともっと一緒に遊びましょう。