三豊市消防団の出初め式が、三豊市立高瀬町体育館で1,000名を越える団員の参加により厳粛かつ盛大に挙行されました。
特に、昼から行われた懇親会のお誘いのあった地元桑山分団の皆さんには、日頃の感謝の気持ちを少しですがお伝えしたいと思います。
新年あけましておめでとうございます。
午前中の出初め式では、底冷えの中にもかかわらず、凛々しく頼もしい姿を披露いただき心が熱くなりました。
日頃は、火事や自然災害などの防災や緊急時に、地域住民の生命と財産を守るため日夜ご尽力いただいておりますこと、心より感謝するとともにお礼申し上げたいと思います。
昨年は元旦早々住宅火災で出動いただき、忙しい年の初めとなりましたが、本年は皆さんの年末警戒のおかげもあり、穏やかな新年を迎えることができますことは、何よりの幸せであると思います。
さて、三豊市の消防行政においては、三豊市消防団と三観広域消防によって、市民の安心安全が確立されています。
1市9町から三豊市と観音寺市の2市となり、三観広域行政組合のあらゆる面での調整の難しい局面が生まれてきております。
今大きな問題になっているクリーンセンターは、三観広域行政組合規約第3条で定める17項目の共同処理事業の中の13項に、「ごみ処理施設の設置及び運営管理に関する事務」として明記されています。
これがクリーンセンターの存在根拠となっていますが、年末年始にかけて観音寺市が民間委託へと大きく舵をきることにより、クリーンセンターの存在そのものへの議論に進みつつあります。
このように、新年とともに大きく広域行政環境が変化しようとする現状ではありますが、皆さんが広域消防とともに担う、地域住民の生命財産を守る使命と意義は、決して変化するものではなく、ますます求められると考えています。
今後とも三豊市7万市民のために、変わらぬご活躍をいただけることを期待したいと思います。
三豊市消防団の更なる発展と、団員の皆さんとご家族のご健康ご多幸をお祈りいたします。