11月18日の日曜日に、三豊市立比地大小学校で地域の方々を招いて、子どもたちによる「なかよし発表会」が行われました。
今年度、比地大小学校は“命の教育モデル校”の指定を受け、全校上げて命の大切さを学ぶ取り組みを行っています。
2年生の劇から始まりました。
“「ベジとフレンドの大冒険 比地大にはやさいがいっぱい」”では、オクラやトマト・トウモロコシ・なす・きゅうり・パプリカ・えだ豆などの、野菜を育て観察することで色々な発見や気づきがあるり、生き物の命の尊さを学んでいました。
次に6年生の劇は、“こちら比地大っ子放送局 「つなごう命のネットワーク」特集”で、1年生を気遣いながらのお世話や、ひまわり訪問でのお年寄りとのふれあいで、命や文化などの大切なものをつなげ伝えることの意味を考える機会となっていました。
6年生全員による「つながる命のうた」は感動的でした。
1年生の劇は、“「昆虫ロボットでおめでとう」”で、とにかくみんなはきはきと元気です。
6年生を先頭にして、比地大っ子みんなの心がつながり伝わっているのだと、確かに感じられるものでした。
3年生の劇は、“「セロひきのゴーシュ」”で、わずか9人のクラスにもかかわらず、一人一人が個性豊かに力一杯自分らしさを表現していました。
最後の発表は、4・5年生合同によるミュージカル“「おりひめとひこぼし」”で、今年の県芸術文化祭で発表したものです。
誰もがそれぞれの役柄をしっかりと受け止め、自分のものとしていて自信溢れるエネルギッシュな物語となっていました。
この日の「なかよし発表会」に向けて、クラスが一つになり練習することによって、色んなことを学んだのだと感心しています。
自然や人とのふれあいと交流によって、たくさんの経験をし命の大切さを学び、立派に成長していることを確かに感じることができ、さらに地域の皆さんの子どもたちを見るまなざしの暖かさに、比地大地域の地力を見たすばらしい発表会でした。
これからもずっとずっとこのような「なかよし発表会」が続くことを、見守ってゆければと思っています。
比地大っ子と地域の方々が一緒に栽培した、赤と黒の古代米で作られたお餅のお土産までいただいてありがとうございました。