建設経済常任委員会

19年度に入り、私の所属の常任委員会は、建設経済常任委員会となりました。
4月24日(火)、新たな委員会メンバーで、近藤久志議員が委員長となり、1回目の委員会が開かれました。
(1) 報告事項として
まず、三豊市水道局から水道事業計画の説明が新任の森局長からされました。
「三豊市水道事業計画」とは、平成19年~33年までの15年間の三豊市の水道施設整備計画を表します。
水需要予測として、人口を69,800人とし、一日最大給水量を日糧41,500立方メートルと予測しています。
施設整備計画として、 1.浄水施設 2.配水施設 3.遠方監視設備を年度を追って更新増設し、充実してゆく計画となっています。
この計画案は、厚生労働省へ申請するために、19年度の1年間をかけ検討と修正が加えられることとなっています。
次に、建設経済部農林水産課の岩本課長から、“農地・水・環境保全向上対策事業”と“中山間地域等直接支払事業”の、申込状況についての報告がありました。
“農地・水・環境保全向上対策事業”は、三豊市全域で33地区からの応募があり、783ヘクタールが対象となります。
“中山間地域等直接支払い事業”は、高瀬・財田・仁尾と、今年度より実施の山本の4地区の実施となります。140集落421ヘクタールが対象となっています。
(2)「フルーツ王国みとよ」の協議がされました。
今年度4月に新設された、“フルーツ王国みとよ推進室”の佐藤室長から、調査研究方針の概要が説明されました。
フルーツという言葉の解釈は、果物に限定するのではなく農産物全般を指します。
みとよブランド確立のために、国の交付金制度である「がんばる地方事業推進」の30,000千円を利用するために、手続きとして5月11日までに県へ申請の予定です。
手始めに、4~6月の3ヶ月で三豊市の有力作物を選定するための基礎データを収集し、拡販対象作物を絞り込んでゆきます。
同時に、消費者ニーズの調査をしつつ、1.生産対策 2.流通対策 3.消費対策 の調査研究をおこないます。特にPR方法の模索を第一に取り組んでゆきます。
(3)19年度事業施工予定箇所の現地視察を行いました。
詳細は後日お伝えします。
委員会の最後に、これからの当委員会の取り組む課題として、まちづくり調査特別委員会との役割分担の確認がされました。
まちづくりプラン(計画)全体については、まちづくり調査特別委員会が扱い、ここで出された方向性について、当委員会で具体的事業へ組み立ててゆくための審議をすることとなりました。
これから1年間、建設経済常任委員会の動きをお伝えしたいと思います。
自らの勉強のためにも。