2月19日(月)のまちづくり調査特別委員会では、2件の協議が行われました。
一つは、「市外から見た三豊市のイメージ」アンケート結果について。
もう一つは、昨年から引き続き協議している、「コミュニティバス路線網」についてです。
「市外から見た三豊市のイメージ」アンケート結果については、商工観光課から報告がされました。
本年2月初旬に、東は高松市から西は新浜市、南は三好市の範囲にある地元量販店において、県内外の不特定300名余りに対しアンケートを実施したものです。
三豊市の観光や特産品の振興に取り組むに当たり、三豊市が外からどのように見られているのかを先ず知る必要があったためです。
身近にありすぎて、自らの本当の良さに気づかないことはよくあることです。ここには普通にあることが実はそうではなく、外にはない興味深く面白い資産であったということです。
このことに三豊市自身が気づくことから始めなくてはならないということです。
アンケートの項目で「三豊市で思い浮かぶもの」というのがあります。上位の答えには、1位の 田舎 を筆頭に、 みかん、海、荘内半島・紫雲出山、お茶、花 などが続き、豊かな自然環境のまちのイメージが強いことがわかります。
また、「市のイメージ」では、 田舎・田園、のんびり・おだやかな町、海がきれい、平凡で何もない町、自然豊かで空気がおいしい などが多くを占め、人工的なイメージは薄く、素朴な落ち着きのある印象となっています。
外にも幾つかの項目はありますが、いずれの集計においてもよく似た傾向でした。
三豊市は、白いキャンバスのようであり、これからいろんな絵が描ける可能性を秘めているといえます。
今回のアンケート結果を参考にし、19年度は本格的に三豊市の特色を生かした振興施策と情報発信ができるよう進めてゆきたいということでした。
「コミュニティバス路線網」については、1月27日のこの場でお伝えした11路線の内、1路線の変更についての説明でした。
前回の当委員会で了承していた素案について、7地域の自治会長会への説明会が随時開かれています。2月4日の詫間から始まり、山本、豊中そして15日の高瀬と開かれてきました。
ところが高瀬の説明会で、旧高瀬町からの既存路線の大幅な変更に対し厳しい意見が出されたことについて、再度検討した結果、高瀬線の路線とバス停案の変更をしたいとの提案内容でした。
<高瀬線> 31.8キロメートル (原下・高瀬温泉・高瀬駅・西香川病院・二ノ宮農耕センター・麻農耕センター・原下) 旧高瀬町内を80分で周回するコースとなっています。
この変更によって、2台のバスによる対応が提案され、追加購入の費用増となります。
この提案に対し、コースの変更は了承するも、当初計画通りの1台対応の検討をを求める意見が出され、条件付の了承となりました。
最少の経費で最大の効果を追求することを基本として、より良い結論を導き出して行かなくてはならないと改めて感じています。