瀬戸芸2013秋会期 (粟島)

瀬戸内国際芸術祭2013 秋会期は、台風の度重なる襲来と土日祝祭日に秋祭りが集中することもあり、客足が鈍っているのではないかと心配していました。

会場の一つである三豊市詫間沖に浮かぶ粟島に、10月26日(土)ようやく上陸することができました。これまで何度か訪れたことはありましたが、明らかに趣の違う賑わいがそこにありました。

私にとって、日比野克彦さんが仕掛けた『瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト』の一昨日丸(おとといまる)は、仁尾町の蔦島渡船を借り出すために、準備段階から関係者の皆さんの理解と協力を得るために紆余曲折があったことを知るだけに、庄内半島の山なみを背景にした、粟島港桟橋に係留された一昨日丸の姿を見ると、「よくここまで来てくれた」という感謝の念でいっぱいになるのです。

素晴らしい数あるアートを超えて推奨する最高のアートは、スタッフとして運営に参加する三豊市職員の皆さんの真っ黒に日焼けした顔・・だと、私は思います。粟島にまだの皆さんは、元気で真っ黒い彼らの顔を是非見に行っていただき、「ご苦労さん」と一声かけていただければと思います。そうすれば、瀬戸内国際芸術祭 秋会期は、大成功なのです。

私は今、残り僅かとなった期間の中で、本島と高見島への上陸計画を練っているところです。

のびのびスポーツ大会

台風27号・28号が日本列島にダブルで接近しつつある10月24日(木)、前日からの雨にもかかわらず、三豊市豊中町農村環境改善センター2階体育館は、熱気にあふれていました。

「豊中町老人クラブ連合会」と高齢者の学びの場である「豊中大学」の合同による、平成25年度の 『びのびスポーツ大会』 が、町内の高齢者300人近い参加者で開催されていました。これまでで一番の参加者数だとのことで、一般的には「あいにくの雨で」の常套句となるところが、元気老人の皆さんは違っていました。晴れだと田んぼ仕事が忙しいのでしょうが、雨なら出やすかったのかもしれません。雨さえも(ひょっとしたら台風まで)味方につけるほどに、今どきの元気老人はしたたかです。見習いたいものです。

この日参加した皆さんは、日ごろ奉仕活動や文化・芸能などに励み、教養に磨きをかける生活を送る方々ばかりです。年に一度のスポーツ大会で、文字通りのびのびと、元気はつらつと競技に汗を流し交流を深めているようでした。

上村会長を中心にして、これからも益々の活発な活動をお願いするとともに、お一人おひとりがいつまでもぴんぴんと健康に暮らせますことを心より祈っています。

熱気と活力をありがとうございました。

建設経済常任委員会(10月)

9月定例会が閉会して10月に入り、平成24年度決算を審査する三豊市議会決算特別委員会が開かれており、30日(水)に採決を控えています。

そのような中、10月23日(水)に、建設経済常任委員会が開催されました。協議題は 「建設経済部の事業進捗状況」 についてでした。

【農業振興課】

・林道久保谷線線開設事業 7,980千円 10月17日入札

【土地改良課(市事業)】

・単県土地改良事業 1億66,900千円 水路・パイプライン8地区、ため池4地区、揚水機2地区、パイプライン2地区 (11月以降工事発注)

・団体営土地改良施設維持管理適正化事業 37,710千円 揚水機1地区、管理橋2地区 (発注済)

・小規模ため池緊急防災対策事業 5,000千円 2地区(協議終了)、1地区(協議中)

・三観広域最終処分場受託事業 32,600千円 水路・農道 (11月以降発注予定)

・現年度農地・農業用施設災害復旧事業 4,350千円 施設災害1か所、農地災害2か所 (12月以降発注予定)

・単県土地改良事業(明許繰越) 26,166千円 農道1地区(11月以降発注予定)、ため池1地区(完了)、河川応急1地区(完了)

・山本町地域振興基金事業(明許繰越) 2,669千円 水路1地区 (完了)

・ため池ハザードマップ緊急支援事業(明許繰越) 67,330千円 4工区(発注済)、5工区(発注済)

・農業体質強化基盤整備促進事業(明許繰越) 53,902千円 水路5地区 (11月以降発注予定)

・震災対策農業水利施設整備事業(明許繰越) 16,082千円 農道橋耐震点検調査1工区(発注済)、2工区(発注済)

・農業水利施設保全合理化事業(明許繰越) 24,796千円 樋門5か所、仕切弁等改修 (11月以降発注予定)

【土地改良課(県営事業)】

・県営ため池等整備事業 91,000千円 長佐古新池堤体工(着手)

・県営ため池等整備事業 64,000千円 池の谷池堤体工(着手)

・県営中山間地域総合農地防災事業(二ノ宮) 98,000千円 浦谷池堤体工、瀬丸池 (着手)

・県営中山間地域総合農地防災事業(七宝) 58,000千円 新田池堤体工、三ツ池・山畑1号農地保全 (着手)

・県営広域営農西讃団地農道整備事業(西讃南部全体) 4億22,502千円 改良、舗装 (着手)

・県営地域ため池総合整備事業(勝間) 80,000千円 黒穂池堤体工、皿池堤体工 (着手)

・県営地域ため池総合整備事業(詫間) 25,000千円 整備事業計画業務 (着手)

県営農業用河川工作物応急対策事業 50,000千円 岡本谷頭首工 (着手)

・県営震災対策農業水利施設整備事業(西讃全体) 92,000千円 耐震調査 水上池・瀬丸池・白坂池・田井新池・皿池・鷹の子池・大津池・戸川ダム (着手)

・県営農業体質強化基盤整備促進事業 65,000千円 石野用水管 (着手)

・県営海岸保全事業 50,000千円 大見護岸工 (着手)

【建設課】

・香原線(第2工区・高瀬) 13,755千円 繰越事業(完了)

・道音時井ノ口線(第1工区・高瀬) 12,858千円 繰越事業(完了)

・坂越線(高瀬) 13,125千円 繰越事業(完了)

・比地長谷線(第1工区・高瀬) 10,290千円 繰越事業(完了)

・田井徳満線(豊中) (12月12日入札予定)

・摺木友信線(1工区・豊中) 40,530千円 (着手)

・摺木友信線(2工区・豊中) 1億2,900千円 (着手)

・松崎109号線(詫間) (未着手)

・詫間215線(詫間) (11月7日入札予定)

・昼丹波線(財田) 8,715千円 (着手)

・新田原線(財田) (11月7日入札予定)

・中央幹線(財田) (11月21日入札予定)

・我久1号線(財田) 11月7日入札予定)

・整備線(高瀬) 橋 (設計中)

一の谷寺上線(山本) 10,867千円 (着手)

・防火線(山本) 11,140千円 (着手)

【用地課】

・国道11号線拡幅事業 3億73,447千円 (契約済34件)

・国庫補助事業(摺木友信線) 2,000千円 (未契約1件)

・国庫補助事業(田井徳満線)71,329千円 (契約済7件)

・単県補助事業(詫間85号線) 810千円 (未契約1件)

・市単独事業(12路線、1河川・仁尾) 86,259千円 (契約済み35件・未契約6件)

【港湾水産課】

<漁港単独県費補助事業>

・生里漁港仁路浜地区護岸改良工事 5,492千円 護岸改良(着手)

・大浜漁港防波堤改良工事 (11月7日入札予定)

・本村漁港護岸改良工事 (11月21日入札予定)

<漁港維持改良費>

・大浜漁港施設用地舗装工事 (12月18日入札予定)

・大浜漁港鴨の越地区護岸改良工事 2,262千円 (完了)

・家の浦漁港物揚護岸改良工事 (11月21日入札予定)

・生里漁港排水路修繕工事 2,573千円 (着手)

<港湾単独改良事業>

・高潮対策の測量・計画(粟島港・詫間高谷地区) 3,360千円 (完了)

 

その他として、建設課より今年度の 「市道寄付採納・15件21筆」の報告がありました。また、農業振興課より 「三豊市農業振興計画策定業務の経過報告」 及び、 「鳥獣被害対策の実績と今後の課題報告」 がされました。

 

青少年育成支援ネットワーク研修講座 第3講座

青少年育成支援ネットワーク研修講座 第3講座 が、10月19日(土) サンメッセ香川で開催されました。第2講座に続いて「子ども・若者・学校・地域のつながり」の2回目で、今回は、「━児童虐待・非行・人権━」を課題としています。(第1・第2講座の報告は8月30日と9月24日をご覧ください)

1.『児童虐待の現状とその対応』 香川県子ども・女性相談センター子ども相談課 児童福祉司(ケースワーカー) 水永淳さん

2.『虐待支援における「児童養護施設」の現状と課題』 社会福祉法人弘善会 児童養護施設讃岐学園 基幹的職員・学童寮主任 坂田宏文さん

3.『民生委員・児童委員として地域での取り組み』 香川県民生委員児童委員協議会連合会会長 藤目真皓 さん

4.『非行少年と家庭裁判所調査官』 高松家庭裁判所 主任家庭裁判所調査官 山西弘記さん

4名の方からの講和がありました。

前回同様、それぞれの分野の専門家のお話は、私たちが青少年の現実を知らないことの罪深いことを知らせてくださいました。

「しつけ」と「虐待」が似て非なるものであり明確に違うことや、「ネグレクト」の特徴が「しつけ」と「虐待」の対極にあること、そして、「乳幼児揺さぶられ症候群」は知っていれば起らなかったかもしれない等、聞けば当たり前のことに気付かされました。

「児童養護施設」が設けられた終戦後と現在社会では、親子関係が激変していることによる、施設運営と指導の困難さが伝わってきました。

「子どもであれ、大人であれ、どの所属の人であれ、地域の一人の人として、見守り・支援するのが民生委員である」の言葉は、民生委員・児童委員の、本旨を語っていると感じました。

非行少年に、親が犯罪者の子が多いことや、社会に対する興味が少なく(東日本の震災があったことすら知らない少年)、若者の社会が狭くなっている現実があります。いかに社会につないでいくか、いかに人とのつながりを増やすかなど、「皆が寄ってたかって取り組んでいくしかない」の言葉が、研修講座のすべてを語っているように感じています。

私は、若者の社会もそうなんでしょうが、大人の社会そのものが狭くなっている気がしてなりません。青少年育成支援ネットワーク講座は、私にとって新たな発見の多い貴重な機会となっています。残りの3回の講座に出席できるようにし、全6回出席の達成を目指しています。

 

とよなか秋のまつり 2013

めっきり秋らしくなってきました。三豊市内の各地で秋祭りが行われています。どこからともなく鉦や太鼓音が、爽やかな風とともに聞こえてきます。

10月12日(土)と13日(日)の2日間は、私の住む三豊市豊中町岡本地区の氏神さんである鳩八幡神社の大祭が、快晴の秋晴れの下(直射日光は暑かった)で行われました。すべての神事は滞りなく執り行われ、神輿の後に続いて3台の太鼓台も立派に奉納されました。

13日の夜には、第9回の『とよなか秋のまつり』が、ゆめタウン三豊駐車場に豊中町内の太鼓台15台を集め、豪華絢爛、勇壮に開催されました。18:30からの太鼓台入場に始まり開会セレモニーの後、今回の招待表演者である 香川県立農業経営高等学校 の 【拓心太鼓】 の演奏が行われました。若き肉体のエネルギーを出し切るような、情熱と躍動感、生命力を感じる噂通りの熱演で、15台の太鼓台に匹敵するド迫力でした。ひたすらに日々練習を重ねてきた、時と汗が音となって、会場いっぱいに鳴り響いていたのでした。

太鼓台競演の掻き比べも、それぞれの太鼓台で工夫を凝らすとともに、お互いに協力し合って、素晴らしく充実したものとなっており、観客の皆さんも大満足だったのではないでしょうか。

翌早朝には、参加した各太鼓台から会場掃除の若者が集まり、ごみ一つないゆめタウン三豊駐車場に戻っていました。すべては、この行動あればこその継続です。頭が下がる思いです。全ての皆さんへ「ありがとう」の言葉を贈ります。

来年の記念すべき第10回が、新たなステージへの幕開けとなることを願っています。

一般質問報告・2

前回に続いて三豊市議会9月定例会の、私の一般質問報告をします。今回は、2件目の「学校図書館充実と司書配置について」です。

【質問】

学校図書館法では、学校図書館を学校教育において欠くことのできない基礎的な設備で、児童または生徒及び教員の利用を供することによって、学校教育課程に寄与するとしている。学校図書館の機能として、児童生徒の利用だけでなく、教員のサポートや、いつも開いている図書館、必ず人がいる図書館を実現し、心の居場所となる学校図書館づくりが求められている。

学校図書館司書については、平成24年3月定例会の一般質問で、前向きな答弁があり、本年度から2小学校、1中学校に配置されている。専任の司書がいることで、期待された効果が上がりつつある。この良い流れを市内全体に広げていってほしい。

これまでの図書室という段階では、校舎の端にありかび臭いような感覚で追いやられたイメージがある。しかし、学校図書館法の求める機能に沿うには、学校の中心に置くべきだと考える。学校図書館司書は、今後進められる統合新設小学校に順次配置する方向にあると聞く。現在2地区で計画が進んでいるが、学校図書館の充実と司書配置計画について、3点質問する。

1.学校図書館間のデータベース化

2.学校図書館司書の統合新設校開校の1年前からの既存校兼務配置

3.学校図書館設計時点からの学校図書館司書の意見取入れ

【答弁(教育長)】

学習指導要領が新しくなり、子どものさまざまな力をつけるために図書館の充実が、非常に大きくうたわれている。学校図書館司書が配置されることで、今までできなかったことができ、充実していくと実感している。したがって、学校図書館の充実は、さらに研修を深め機能向上に努めていく。

1.については、データベース化しているのは、小学校25校中の10校で、中学校6校中の2校でできている。その他はまだ紙ベースだ。学校図書館司書を配置したたときに有効に活用できるために、データベース化を進める必要がある。現在、公立図書館同士のデータベース化は完了しているが、学校とのラインをつくることも大事だ。先ず、学校の中のデータ化が早くできるように、今後も努力し続けていく。

2.については、新設校に学校図書館司書を配置していくという、教育委員会としての方向性をもっている。統合準備会で検討していただきながら、教育委員会ともども進めていく。

3.本年度より配置した3名の司書の意見を取り入れながら進めていく。学校の中における位置や設計は、市長からも教育委員会に対して、これからの学校の在り方について、十分に考えるようにと強く話をいただいている。学校によっては、図書館が重要なので一番正面に置く案もある。地域の皆さんと一緒に、設計並びに内容について検討していく。

 

以上で、私の一般質問報告を終わります。

一般質問報告・1

三豊市議会の平成25年9月定例会で、私が行った一般質問の報告をします。今回は、2件行った質問の内の1件目をします。

「乳幼児期の子育て・教育について」

【質問】

私は、市民の皆さんが健康で生きがいのある生活を送ることのできるまちをつくることが政治の最高の目的だと考えている。健康ならば、医療や介護などの社会保障費が軽減される。生きがいのある生活を送ることは、仕事や社会貢献活動によって社会に利益をもたらすからだ。

こんなことを考えているとき、「幼児教育 健康に影響」という新聞のコラムを見つけた。医師の視点から記述したもので、日本人の健康寿命を支えてきた要素は、教育水準の高さであることは間違いなく、幼児教育で誘惑に負けない力を育むことによって、大人になって健康的な生活を送る確率が高くなるという。

古くからこの国には『三つ子の魂百まで』の言葉があるように、乳幼児期の子育て・教育・躾は、人の成長に大いに影響があることは誰もが知っていることだ。自己管理能力や学校の成績は、幼児期の我慢強さからくる自己抑制する能力による忍耐力と関連があるとの研究結果がある。忍耐力を育むには、先ず、良い姿勢であるよう躾けるという考えがある。良い姿勢であることで、疲れにくく、結果として辛抱強く取り組むことができるという。学力も健康も幼児期から教育的取り組みをするべきであり、乳幼児期の子育て・教育・躾によって、子どもたちにいかに忍耐力を身に着けさせるのかが、人を育てる政策の要になると考える。

性質や健康、知力などの生きる原点の乳幼児期の子育て。教育の考えについて問う。

【答弁】

乳幼児期の保育・教育は、人間としての生き方を大きく左右する重要な時期であり、就学前の子どもの育ち方に全ての関係者が関心を持ち、家庭での養育から就学前の保育・教育へと子どもの育ちを支援していかなければならない。心身ともに健やかに成長するための保育教育を推進しており、保幼連携、保幼小中までの一貫した連続性ある教育、保護者・地域との連携、という3つの柱をもって教育方針を策定している。現在、幼稚園、保育所で教育要領と保育指針に基づき、躾などの実践をしているところだ。

忍耐力を育むことについては、1つのことにこだわって取り組むことからいえば、『継続性』に繋がっていき、子どもたちの大きな力になっていくと思う。今回の意見を参考に「子ども・子育て支援事業計画」を策定していく。教育委員会にとっても、幼児教育は非常に大切にしなくてはならないと考えており、意見を参考に進めていく。

 

次回は、2件目の「学校図書館充実と司書配置計画について」の報告をします。

大道芸フェスタ

祭りの秋がやってきました。瀬戸内国際芸術祭 秋会期の開会とともに、各地の氏神さんでも、獅子や太鼓台を奉納してお祭りの季節が始まりました。

高松では、サンポート高松と丸亀町商店街をステージに、10月5日(土)と6日(日)の2日間、 たかまつ大道芸フェスタ2013 が開催されました。5日は「街角の大道芸」で丸亀町商店街を、6日は「港の大道芸」でサンポート高松を、それぞれメインエリアとしています。

足長ウォーキングアクト、ジャグリング、パントマイム、マジック、コメディ、中国雑技、SAXアンサンブルなどなど、国内外の17組のパフォーマーが、タイムテーブルにそって熱演していました。

こんなに楽しい催しが、高松市で行われていたなんて、またまた恥ずかしながら知りませんでした。9月27日のこの場でお伝えした『食育フォーラム』同様、筒井さんからの情報提供でした。『食育フォーラム』は筒井さん本人が講師でしたが、『大道芸フェスタ』は筒井さんの実弟である筒井陽一さんが、SAXアンサンブル HIBI★Chazz-K のテナーサックス奏者で出演していたのです。

感激しました。思わず2枚組CD【情熱 茶(じょうねつ ちゃ)】(3,000円)を買ってしまいました。すぐにその気になりやすいノリの軽い私は、帰路に着くや否や早くも田園都市フェスタを想っていたのでした。

和服の似合う、美しい人

和服に似合う、美しい人のお話を聞く機会に恵まれました。その方の外見だけでない内なる魅力を、日本の伝統衣装の『きもの』が、引き出しているように思えました。

カウンセラー・創作手紙アドバイザーの石田百合薫(ゆりか)さんのことです。

「想いを伝える」のテーマで30分ほどのスピーチでしたが、人に対する気持ちや心の内を伝えるために、表現の仕方によってその効果に大きなちがいがあることを知りました。何げない心づかいの大切なことくらいは、私だって知っているつもりでした。ところが、知っているつもりとできるでは、「想いを伝える」ためには決定的にちがあります。

日ごろの想いを家族や大切な人に手紙を書くための、想いの伝え方の7ポイント

1.よい部分を宛名に入れる(いつも○○な○○さんへ など)

2.観察(好きな色やデザインの紙を使う など)

3.オウム返し(好きな言葉)

4.共通点を探す

5.褒める

6.マイナスとプラスの要素を対比させる(自分のマイナスに対し、その人のプラス面)

7.感謝は理由づけして述べる

教わったことをさっそく活かして、大切な人へ手紙を書いてみます。

「私の気付かないところを、いつも気付いてくれる○○さんへ。

いつも素直になれなくてごめんなさい。

いつもありがとう。

いつまでも健康で美しくいてください。

私はあなたがいないと、まともに生きていくことができないのです。」

 

石川さん、二人でこっそり飲みに行かずに、たまには私も誘ってくださいよ!

 

9月定例会が閉会しました

三豊市議会9月定例会は、9月26日(木)に、開会初日提案された18議案に加え、追加上程された2議案及び人権擁護委員4名の人事案の計24議案全てを、原案可決し閉会しました。

20日(金)に追加上程された2件の「指定管理者の指定について」は、23日付のこの場でお伝えした通りで、総務教育常任委員会で審査が行われ、委員長から報告がありました。反対討論が出され、賛否を問う起立採決が行われ、賛成14、反対11で可決となりました。私は反対しました。議案書そのものには異論はありませんでした。しかし、ここに至るまでの手順に法的な問題はないとの説明があってもなお、NPO法人申請手続きに将来社会問題化する危険をはらんでいるのではないかという危険を感じ、どうしても納得ができなかったからです。

常任委員会の審査の方法と位置づけ、並びに、議会運営の手続きにも疑問を感じています。三豊市議会が、市民の皆さんの付託に応えるに足る組織運営ができるよう、議案審査の精度を高めるべく、議論し改善していかなくてはならないと痛感しています。